RHELのApplication Streamsは一部が長期サポートらしい

表題の通りなんですが、RedHat Enterprise Linux のApplication Streamsで提供される一部のパッケージで長期サポートが提供されているようです。Application Streamsで提供されるパッケージはOSと同じサポート期間ではない短いサポート期間になる代わりに随時新しいバージョンにも対応していく形式ですが、特定のバージョンに限っては長きにわたっての利用が可能になります。

Red Hat Enterprise Linux 8 Application Streams Life Cycle – Red Hat Customer Portal

Application StreamRelease DateRetirement DateRelease
php 7.4Nov 2020May 20298.3
postgresql 12Feb 2020May 20298.1.1
git 2May 2019May 20298.0.0
httpd 2.4May 2019May 20298.0.0
mariadb 10.3May 2019May 20298.0.0
ruby 2.5May 2019May 20298.0.0
引用。2020年12月03日時点の内容。

一部のバージョンでサポート期間が公式をはるかに超え長くなっている事が分かります。例えばRHEL8.3と共にリリースされたPHP 7.4では2029年中頃までサポートされるようです。

そもそもApplication Streamsとはなんぞやという方は過去記事を参照の事。

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blenderとUnityでVRChatのワールドを作成してみようと思うも良く分からなかった記録

初めて触るblenderとUnityでVRChatのワールド「VR聖蹟桜ヶ丘」を作ってみようと思い、行き詰まるまでの5月末あたりから構想しだして8月中旬までの記録を残しておきます。

予備知識

昔メタセコイアで本当に基礎的な部分だけモデリングした事有る程度でほぼ知識ゼロから。まだまだblender 2.7系と2.7系の情報が織り交ざっている頃でググっても操作が違う!という事に多々遭遇したので、そうそうにAmazonで「Blender 2.8 3DCG スーパーテクニック」を購入しました。今回は使わないであろうスカルプトなどを除けばチュートリアルの実践含め最後まで通しました。blender 2.8の本当に基礎的な操作はたぶん分かった状態。でもナイフツールだったり分割だったり、各種ツールの細かい部分でこうしたい時はどうするんだ?という謎も多くこの部分でも困り続けます。

モデリング

ワールドを作る際にどういう方向でモデリングをしたらいいのかさっぱり分からないので、とりあえず巨大な平面で床を作成。立方体を分割したり押し出したりしながらそれっぽい建物を作っていきます。Google Mapsの3D表示とストリートビュー、画像検索をひたすら参考にしています。

6月12日時点

この時点でのつまづきポイント

  • 頂点の高さや奥行きを揃える方法が数値を直接入力する以外にどうすればいいのかよく分からない(相当後になって「スナップ」を使えばある程度フリーハンドでも場所を揃えられることが分かる。これで正しいのかは不明)
  • ナイフツールの使い方全体的に難しくない?
  • ナイフツールが難しいのでループカットを多用した結果無駄な辺や面が増殖していく。
  • 建物を作る際にどのくらいの粒度?で別のオブジェクトにした方がいいのかの感覚が全く分からない。

これらは今も良く分かっていない。

それっぽい形になってくる

よく分からんままなんだかんだ一応聖蹟桜ヶ丘駅前っぽい雰囲気になってきます。ただ本当にこれで正しいのか分からない物の集合体になっている。

6月13日時点

マテリアルが増殖していく

無地のままだと進んでいる感じがしなくてテンションも上がらないので、色を付けるためにマテリアルを設定していく。色を変えたい場所全てを別マテリアルにしていった。ポリゴン数よりよっぽどマテリアルを増やした方が重いとは聞く話だったのでおそらくアンチパターンでは有ると思うがそれっぽさが増した。

FBXファイルをUnityに読み込んでVRC SDKを入れて地面にコライダーを設定して必要最低限ワールドっぽい雰囲気になる。が、全体的に色味がおかしいしのっぺりしている

6月14日時点

色味が分からなくなり始める

スカイボックスを設定して青空になると一気に出来てきた感じがする。一旦の達成感が有った。ただ、モデルをUnityに持ち込んだ時点でなんか全体的に色味がおかしかったり影が出なかったりしていたが、スカイボックスで青空を設定して全体的に青っぽくなってしまう。

6月15日時点

ひたすらよく分からないライティングの設定をこねくり回し続けて、いったんそれっぽい色になる。確かスカイボックスをライティングに使うのは辞めて単色を指定する事にした気がする。ディレクショナルライト?を使っている。

6月20日時点

blender上とUnity上で色味が違いすぎる問題は引き続きよく分からないままなので、両ツールを行き来しながらUnityの方を正として調整し続けた。ちょうどいい明るさにしようとすると今度は自アバターのモデルが白く光り輝いてしまうのだがそれも良く分からない。

この辺りのつまづきポイント

  • ライティングよく分からん問題。暗くなりすぎたり明るくなりすぎたり。
  • のっぺりしたり影が出る出ないの2択?みたいになっているのは「Lightmap static」にしてライトマップをベイクすればいいんだという事が分かる。が、後述する黒い染み問題の引き金にもなる。
  • マテリアルの色よく分からん問題はひたすら調整し続けた。
  • モデリングの方はオブジェクトを増やし続けたのと、コピーして複製しまくった影響で、いつのまにか座標系がよく分からない事になっている問題が多発し始める。気づく度に調整する。
  • blender上だと問題ないのにUnityだと表示されない面が出てくる。法線の方向がおかしいらしいのでblender上で法線を表示するオプションを有効にして直した。

VRChatにアップロード

祝 初アップ。といってもTrust LevelがNewUserなので自分とフレンドしか入れないワールド。

7月6日時点

この辺りで床以外にも建物、階段、ペデストリアンデッキにはコライダーが設定されていてちゃんと登ったりすることができる。この時点でテクスチャはまだ1枚も使用されていない。

ベンチ部分には全てチェアーを設定し座れる状態にし、駅前の景色を自アバターと一緒に観られるようにミラーも配置した。

ライティングマジよく分からん問題

この辺りから本格的に行き詰まり始める。一番大きな問題は謎の黒い染み。ライトマップのサイズ?を大きくしてみたり、ベイク時の設定をいじってみたりするも染みの出方は変わるもののシミが出続ける。ベイクの度に結構な時間待たされるのもつらさに拍車をかけてくる。

7月25日時点
7月25日時点

後はライトも良く分からない。建物の内部部分は太陽光が直接差し込まないのでスポットライトを配置していったのだが、これがまたblenderとUnityでは全く見え方が違う。また、同じように並べて配置しているのにUnity上だといくつかのライトが光らなかったりしてそれもまた全然分からなかった。

黒い天井、闇に包まれた鏡の中

鏡の中が真っ暗なのもまたよく分からないし、ライトに照らされているはずの天井が黒いのも良く分からない。

テクスチャを貼ったら伸びる件

道路の質感を出していこうと道路にコンクリートっぽいテクスチャを適用。blender上だとちゃんと見えているものの、Unity上だと面1枚1枚のサイズごとに拡大縮小されて破綻している。テクスチャのベイク?なるものをしないといけないんだろうか。

伸びるテクスチャ

あとはテキストUIを使おうと思ってもなぜかVRChat上では見えなかったりとUnity→VRChat側での問題も出始めてきます。

モデリングに関してはスナップ設定や頂点から面を作成していく方法が分かってきた事で、必要な頂点を押し出していく→面を生成というフローになり最初よりは効率が良くなってきましたが、正しい寸法で形作っていく方法はよく分からないままです。よくみると階段の高さが結構ガタガタだったりします。

疲れてくる

主に黒い染み問題に対処し続けているうちに疲れてきて8月中旬に進捗が止まりました。ここから進んでいないので一旦ここまでの記録を残しておいた状態です。

最新の状態

おそらくモデリング面の分からない操作のあまりの多さは本当に基礎レベルのblender本だけを通した結果、Unityの訳の分からなさは最初からワールドを作ろうとしないでUnity自体のチュートリアル的な何か?をするべきだったんだろうなーという気がしていますが正解は分からないです。最低限だけ調べてあとは感覚とGoogle検索だけで作ろうとした結果、感覚だけで出来る範囲の物しか出来なかったというのが正しいかもしれません。

それなりに楽しい作業でしたが、3桁時間かけた割にはクオリティが伴わなかった当たりやはり感覚で難しい事に手を出すのはダメだという教訓だったのかも。

やはり鏡の中は暗い
同じ色(マテリアル)のはずなのに薄い灰色と濃い灰色。
もっとも様々な問題を抱え込んだ駅内部

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Oculus Quest を購入して1か月弱経ったので紹介してみる

5月頃にOculus Quest(オキュラス クエスト)という製品を入手しました。これはVR(バーチャルリアリティ)ヘッドセットと呼ばれるジャンルの製品で、そのうちの一つがQuestになります。他にはOculus Rift(リフト)であったり、HTC VIVE(バイブ)、PlayStationと組み合わせて使うPS VRなどが有ります。

Oculus Quest 箱

Oculus Questの特徴

VRヘッドセット部の360度・上下左右の視界が広がるヘッドセットに加え、Questでは両手・両腕の動きを認識するコントローラー、上半身の動きを認識するセンサーが有り、足以外の動きはVR内で認識(トラッキング)され自由に動かす事が出来ます。

Oculus Quest 開封

Questの一番の特徴は「PCやゲームハードとケーブルで繋ぐことなくそのままで様々なアプリが動作する」事です。初期設定の際にスマートフォンアプリを用いたり、あとは無線LANとの接続は必要ですが、物理的なケーブル無しで気軽に使い始める事が出来ます。アプリはOculusのストアからダウンロードしたり購入したりすることができ、このアプリストアもヘッドセット単体で操作可能です。

Oculus Quest アプリストア

もちろんQuest単体でのCPUやグラフィックスの性能はハイエンドゲーミングPC程ではなく、ほぼPCでのプレイを前提とするような重いアプリは難しくなってくるのですが、USBケーブル1本でPCと接続する「Oculus Link」を利用する事でPC向けのVRアプリを楽しむことも可能です。現在はベータ版扱いで対応するGPU(グラボ)に制限が有りますので、Oculus Linkを使ってPC向けVRも楽しみたい場合はあらかじめ対応GPUをチェックしましょう。

ここからは実際に触ってみた物を紹介します。

デモアプリ

初めて起動し、必要最低限の設定を済ませるとデモアプリが起動するのですが、これがまたかなり良く出来ています。VR空間内の物を自由につかんで動かしたり、ピンポン玉をラケットで飛ばしてみたり、ダンスを楽しんだり、ガンシューティングをしてみたりと行った事をさくっと一通りやってみる感じなのですが、この時点でVRの中で(特に腕が)自由に動けるという感覚はかなり感じられます。

Prime Video VR

Amazon Prime Videoを見る為のアプリですが、先にPCのWebブラウザなどで有料レンタルをしておけば、サブスク契約ではなく作品単位課金でも映画・ドラマを見られるので非プライム民でも安心です。これが、PCの画面よりは大きいけどそのくらいかなぁと思っていたのですが、想像以上に良い体験でした。

まず、画面全体のサイズは3段階から調節できるのですが、最大サイズではIMAXシアターを近めの席で観ている時と同じレベルには大きな映像で視界が覆われます。視界面内には映像のみが有りあとは暗闇という空間で観る事になるので、かなり「シアターで観ている」に近い感覚が有ります。PCではありがちなちょっと一時停止してSNSを見てしまうという事も無い(一応QuestにもWebブラウザは有るのですが、そういう感じにはならない)ので作品に集中できるのもポイント。

映像は有機ELパネルな事もあり暗部のクオリティもそこそこ。暗いシーンが黒潰れして見えなかったり逆に白く浮きすぎているような事は今の所は遭遇していません。解像度的には正直フルHDの高品質な液晶で観た方がクッキリしています。特にエンドロールのスタッフ名などは露骨にジャギーが有るのですが、VRだからこその雰囲気と有機ELによる色の質はなかなか良いレベルで、この位の解像度ダウンならこっちの方が良いかなと思える人はそれなりに多いと思います。

音に関してはまぁ内臓スピーカーだなという品質で映画を観るには軽い音ですが、イヤホンやヘッドフォンが利用可能です。感度の高いイヤホンでは若干のホワイトノイズが有りますが、Final E3000を利用した際は適度な感度の低さでホワイトノイズも消え良い感じの音響でした。

1本の映画を観終わりヘッドセットを外した時は周りが明るくなり、映画館から出てきた時のような感覚が有りそれもまた良いです。

YouTube VR

映像系だとNetflixだったり(私は使った事が無いですが、没入感はPrime Videoの方が良く出来ているらしい)、Youtubeアプリだったりなどが有ります。

Youtubeアプリは動画だけでなく生配信の方も閲覧可能です。Youtubeの動画やライブを高品質で楽しめる他、動画を見た後の他の動画への移動、チャンネルも問題なくアクセスできます。

YouTube VR アプリ

BeatSaber

両手にレーザー剣を持って迫ってくるノーツを斬っていく音ゲーです。VR向けアプリとしてはかなり有名なアプリです。なかなか面白いですが、有料で追加できる楽曲を含めてもそう楽曲数が少ないなぁというのは難点。非公式&動作保証なし&自己責任ですがMODで曲の追加も出来るようです。

BeatSaber アプリ

VRChat

年齢・性別・人ではない種族・ロボットなど問わず好きなアバターになり、好きなワールド・興味のあるワールドを回り、知り合いだったり見知らぬ誰かと雑談したりなどできるバーチャルワールドアプリです。Oculus向けのVRChatアプリも有りますが利用できるアバターや行けるワールドに制限があるため、前述のOculus Linkを利用してPC向けVRヘッドセットとしてSteam VR版VRChatをプレイするのがオススメです。

VRChat アプリ

アバターやワールドは(3DモデリングやUnity等かなり専門知識が求められますが)自分で作成する事も可能でこれも結構面白いです。また、他の人が作ったアバターを購入して利用する事も出来ます(これにも若干の専門知識が求められますが、ググれれば何とかなります)。

VRChat アプリ

他にはYoutubeが再生できるようなワールドで複数人で動画を見たり、ワールド自体が簡単なゲームになっていたりなども。

Robo Recall

暴走している自社製品のロボをハンドガン・ショットガン・殴る・掴んで投げる・引きちぎる・飛んでくる弾を掴んで投げかえすなどの物理でリコール作業していくゲーム。360℃から現れる敵をバッタバッタやっていく。雰囲気に反してほとんど3D酔いしないです。

バーチャルデスクトップ

Oculus Link利用時にはいつでも「バーチャルデスクトップ」でPCのデスクトップ画面を表示・操作可能です。この状態で長文を入力したりするのは厳しいですが、ちょっとWebを確認したりなどが可能です。

Oculus バーチャルデスクトップ

Questでは出来ない事

もちろんできない事も有ります。

Blu-rayの再生

先述のバーチャルデスクトップ機能ではPCデスクトップ上の内容が表示できますが、Blu-ray再生の様に著作権保護の厳しいものはPCにBlu-rayドライブが有る場合でも残念ながらバーチャルデスクトップを利用して再生する事は出来ません。動画を観るにはQuestのアプリストアから入手できる前述の動画サービスアプリなどを利用しましょう。

Facebook以外への(操作簡単な)SNS共有

Oculus Questは単体でスクリーンショットやプレイ動画の録画ができるのですが、Facebook以外のSNSへ投稿する機能が有りません。また、QuestのWebブラウザアプリでSNSにアクセスしてもスクリーンショット画像の添付は行えません。本体内に保存されたスクリーンショットやプレイ動画はPCへの接続時にUSBストレージとしてアクセスできるので、面倒では有りますがPCから投稿する事は可能です。

PlayStationでの利用

PlayStationでVRを利用するにはPS VRが必要となります。PlayStation向けにしかリリースされていないアプリ、OculusやSteam VR向けにしかリリースされていないアプリの壁が有ります。

その他:眼鏡での利用について

メガネ着用者でも問題なく利用できます。眼鏡利用時向けに物理的に画面と目に距離を広げるアダプターも同梱されています。なお、アダプター無しでの眼鏡利用はレンズに傷が付く可能性も有るので、メガネ着用者は必ず最初からアダプターを付けておきましょう。

ご興味が有れば

とここまで紹介してきましたが、VRは実際にヘッドセットをかぶって見てみない事には伝わらない部分も多いです。また、金額的にも公式ストアで税込み49,800円(2020年7月3日現在)とハイエンドスマートフォンに比べればかなり安いものの、とはいえハードルの高い金額です。出来る事・出来そうな事に興味が有り、金額にチャレンジできそうならぜひ。動画再生機としても良い感じです。

個人的にはFPSジャンルはまだほとんど触っていないのでその辺も良さそうな物が有れば触ってみたいですね(友人のHTC VIVEで触った「SUPERHOT VR」はなかなか面白かったです)。

Oculus Quest 公式

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