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台湾に行ってきました(後編)

前編(1日目~2日目)はこちら: 台湾に行ってきました(前編)

3日目

国立故宮博物院

MRTで士林へ移動し、そこからバスで国立故宮博物院へ。故宮行きのバスは何路線もあるようでしたが、バス停の待ち列も凄くいずれも満員で出発していきました。

国立故宮博物院ではそれぞれ自由に見て回る形に。「翠玉白菜」と「肉形石」は大人気でしたね。凄い人だかりでした。他にも「毛公鼎」や「青花龍紋天球瓶」であったりも観てきました。

先日観てきた東京の国立博物館でも思ったのですが、(古い)歴史は武器と食器と書で出来ているなと改めて感じました。武器の作りや素材の発展過程、焼き物で出来た食器の発展過程などが特に多く展示されているように感じました。大きな二つの国立博物館を見る事で同じ部分、違う部分を比べる事が出来たような気がします。

かわいい

いろいろ

特別展では医学関係の展示をしていました。他にも硯の歴史による変遷を展示していたりして、ちょっとずつ様式の違う硯が大量に展示されているのは面白かったです。

台北101へ

再びバスで士林駅に戻り、MRTで台北101へ。

一般の人向けの商業スペースではなかなか巨大なフードコートが有り、そこでお昼に魯肉飯(ルーローハン)を頂きました。食べやすくて美味しかったです。他にもタピオカティーを頂いたり。スーパーマーケットコーナーではお土産用のお菓子やカップ麺も購入しました。

もちろん台北101の展望台にも。ある期間は世界最速を誇ったエレベーターは一瞬で展望台フロアに。高さも有り耳で気圧差を感じます。天気は悪めでしたが、それでも台北中心部の大都市っぷりを感じられました。

その後駅を移動し康青龍エリアの牛肉麺のお店「永康牛肉麵」へ。今回の遠出の中でも一番シンプルに美味しかったですね。お店によって味も色々有ると思いますが、こちらは見た目ほど辛くはなく優しい味で食べやすかったです。

3日目の後半は曇りだっでしたが、それはそれで東南アジア感が有って良いですね。少し蒸し暑い感じ。台北は気候的にはかなり沖縄に近く、全然馴染みのある気候で過ごしやすいね。

4日目

国立中正紀念堂へ

最終日は空港に行く前に国立中正紀念堂へ。何度か天候が怪しくなりながらも最終日まで雨が降ることは無くて良かったです。

国立中正紀念堂はかなり広々としてて良かったです。小さな庭園も有るのですが、こちらも日本とは違った雰囲気が楽しめました。

空港へ~帰国

これで今回の旅程は終わり、空港へ。空港への帰りに街並みが見えますが、国が変わると同じようにタワマンが立ち並ぶ景色でもだいぶテイストが変わますね。日本よりも(低層でも高層でもない中間の)中層アパートの多さを感じます。

空港では台湾最後の食事を。海外で日本風カレーを食べる実績を解除しました。ベイクドチキンが美味しかったです。そして食事後に友人とは解散。お疲れ様でした。

空港の免税店では小さなお土産を購入しました。免税店はいつも横目で眺めるだけでしたが実際に利用したのは初めてでしたね。これもいい経験っちゃいい経験。

エバー航空の帰りの機内食はポークライスで。往復どちらも美味しかったです。

成田に着いた後の手続きはスムーズでした。税関が思っていたよりも書類に書き込む内容が多かったです。

感想

海外なのもあって初体験の物事がそこそこあり良い経験になりました。

大きな都市かつ治安も割と良い街なのもあって、入国手続き・両替・eSIMの用意が済んだ後は比較的安心な気持ちでいられました。やりとりをする店員さんも観光客相手は慣れていて助かりました。

つたない英語力でギリギリ最後まで何とかなりましたが、もう少し勉強した方がいいなとは思いました。伝えるのは単語で何とかなるにしても、相手側が何を言っているか全然聴き取れない事が多いです。

あとは街中の英語表記のありがたみに気づきました。中国語はほとんど読めず、日本語表記はそもそも無い事がほとんどなので、そこに英語が有る事でなんとか理解できる場面が多かったです。自分自身もそういう物を用意する機会では英語表記を用意してあげたいと思いました。

街や人々の雰囲気は地理的・気候的・文化的にも、ヨーロッパ圏などに比べると日本に近い部分も多いと思いますが、歴史からの違いを感じる部分も多く面白かったです。まだまだ見られていない場所も有るので2回目が有っても見たい場所は多いです。

金額的には16万円強を消費。より遠い国に行くよりは安価ですがそれでもなかなかの額を使いますね。機会と余裕が有ったらまたどこかに行ってみたいですね。

台湾に行ってきました(前編)

人生で1度は海外行っておきたいと昨年ようやくパスポートを取得し、行きたい場所は以前からもあれこれ思案しつづけてきたのですが、難易度・費用・日数などの面から「まずは台湾かな~~」と2月から計画、5月頭の連休で3泊4日で台湾に行ってきました。そんな旅行記です。

計画

先に台湾に行く事を決定し友人何名か声をかけ、賛同してくれた友人と2人で回る事に。地元の友人なので使う航空便も別になる事から現地の観光地で集合・解散も現地で、泊まる宿も別々に取り、日中スポットを一緒に回るというスタイルになりました。

旅程は私自身は全く予定を立てないパターンとざっくり回る場所を決めるパターンと分単位で考えるパターンはどれもやりますが、今回は分単位で決めているパターンで色々予定を立てました。

1日目

成田空港~桃園国際空港

京成スカイライナーで成田空港へ。国内LCCで利用した事は有りましたが国際線は初めてで、実際に来て見ると都内のどこの観光地よりも外国人率が高い場所でした。既に非日常感が凄いです。朝から何も食べていなかったので朝飯という事で鯛茶漬けを頂きました。おいしい。

エバー航空で台湾の桃園国際空港へ。チェックインはスマホで完結するタイプで、Web画面なのでGoogle Chromeのページ翻訳を使いながら乗り切りました。

機材のボーイング787は今回初搭乗でしたが、確かにそれより古い機材よりも空調が乾燥しづらい感じがあり快適でした。機内エンタテイメントの中で現在の詳細な方角、対気速度、対地速度、高度、垂直速度が観られるのはフラシム好きとしては楽しいですね。

そしてちゃんとした機内食も初体験でしたが、エバー航空の機内食はなかなか美味しかったです。思っていたよりも品目数が有りました。この辺りからつたない英語力で頑張る事が求められ始めます。機内食のメニューと飲み物も英語で注文。

台湾に到着し入国手続きへ。事前にWeb申請していたのでパスポートの提示と顔写真撮影・指紋採集くらいで済むのですが、行列はなかなか凄かったですね。入国手続きとスマートフォンで通信するための現地eSIMの契約が想定していた一番のハードルでしたが、なんとかここもつたない英語力で乗り切れて一安心。正直相手の喋っている詳しい部分の説明はだいぶ分からないのですが、まぁ変な事は行っていないだろうと半分信用で。ニュー台湾ドルへの両替と現地交通ICカードもつたない英語でやり取りし購入。本当にギリギリなんとかなる範囲の単語は覚えていて良かった。

饒河街観光夜市へ

夜市の一つであるラオフー夜市へ。友人との集合もここなのですが、空港MRTから台北駅へついてそこから普通のMRTへの乗り換えでだいぶ迷いました。空港MRTとMRTがこんなに離れているとは……。そこそこお待たせしました。

ちなみにMRTは地下鉄のような車体で台北市内を複数路線で網羅していて、都市部では地下を、郊外では高架を走ります。

ここから夜市の賑やかさを眺めながら気になったものを食べ歩き。まず、胡椒餅はだいぶ美味しいです。台湾に行ったらお勧めできるもの上位に入りますね。しいて言えば肉まんに近い感じで、固く焼いた表面の中にはスパイスの効いた具が入っています。

他にもいろいろ食べました。豚肉とか臭豆腐とか砂糖を上げた丸いやつなど。臭豆腐は名前通りかなりキツめの香りがしますがこれはこれで良い経験に。

大人から子供まで、国籍も色々な人が居て通りの最初から最後まで通るだけでもなかなか大変な賑わいでした。夜の9時半でもこんなに賑わってるんですね。カオスな感じがありつつも親しみがある夜市でした。

食べ歩き倒して、有人と別れたのちMRTでホテルへ。今回はホテル サンルート 台北にお世話になりました。

2日目

龍山寺と剝皮寮歷史街區

朝起きてとりあえず朝モス。ファストフードの中国語表記は下手な普通の料理より難しい事を知りました。日本語メニューが別で提供されて助かりました。そして台湾のモスはコーラにLサイズしかないことに驚きました。日本でもモスはコーヒーやアイスティーを頼む人が多めですが、日本以上にコーラが選ばれないんですかね?

日本で言うところの原付スクーターはかなり数が多いです。それ自体の多さもそうなんですが、二人乗り率もそこそこ高くて「2人乗れる乗り物」としてちゃんと普及している感じがありますね。

MRTで龍山寺駅に到着。龍山寺は駅自体もそれっぽさがある趣がありますね。駅の外で友人と合流しまずは龍山寺へ。

龍山寺は1738年に出来たお寺で台湾ではかなり歴史が有る所だそうです。訪れたタイミングは参拝者の方がかなり集まっていました。装飾なども日本のお寺とは違う雰囲気が有り、凝った装飾は荘厳さがありました。

敷地内に池や滝も有ります。

続いて歩いてすぐ近くの剝皮寮(ボーピーリャオ)歷史街區へ。赤レンガ造りの建物がち並ぶ歴史を感じる街区です。様々な時代の建物が残っていてその時代による違いの説明が有る他、台湾の教育の歴史なども解説が有ります。見る物が色々あってなかなか面白かったです。

説明プレートはAndroidのGoogleレンズでカメラ越しに翻訳をかける事で楽しむ事が出来ました。カメラを通すだけで日本語で説明が読めるのはこういうタイプの観光地では本当に助かりますね。

お昼は「艋舺螺螄粉 桂林米粉」で麺料理を頂きました。地元客多めのお店。注文は店名に掲げられている螺螄粉ではなく酸辣粉の方に。螺螄粉の方はタニシが入っているようです。出てきた麺はだいぶボリュームが多くなかなか大変でした。米の麺は腹に溜まりますね。

他にも薬草専門店が並ぶ通りが有ったり、なかなか雰囲気のある街区でした。

ツアーで十分へ

ベルトラさんのバスツアーに参加します。台北駅でガイドさんやバスと合流し、まずは十分(シーフン)老街へ。日本語で色々事前に解説してくれるのが楽しいです。

十分は台北中心部から高速道路・一般道で結構な距離を移動し、山を登って行った先にあります。ここでは願いを書いて飛ばす灯篭が有名で、街に近づいてくると飛ばされた灯篭が空に舞っているのが見えます。灯篭の色によって願い事の種類が変わり、その色の紙の上から筆と墨で願いを書いて飛ばします。プランに入っていたのもあり、私自身も願いを書いて灯篭を飛ばしました。こういうアクティビティは自分自身では眺めるだけで済ませるのでこれも一応ツアーの良さでは有るのかな。

また、街路の中心を走っていく鉄道もなかなかの見所です。

街路にはお店もたくさん有ります。台湾ソーセージはガイドの方から聴いていたように日本人の感覚からすると確かに甘いです。地元の人は甘く感じることは無いそう。

バスで割とすぐ近くの十分の滝へ。自然の中を歩くのはこの旅程の中では唯一でした。思っていたよりも大きな滝で迫力があり、滝から続く渓谷も風光明媚で良かったです。滝の大きさは水量でも変わってきますが、今回は中ぐらい?だったようです。

元々炭鉱が有ったようで、鉄軌道の枕木などその名残も残されています。

九份へ

バスで更に1時間ほど移動し九份へ。ここもまた活気が楽しい街ですね。相当な数のお店が有り、また観光客も沢山居ます。山の傾斜に沿った街で街を上下の方向に移動しようと思うと階段が続き、階段の両側に盛街が軒を連ねます。歩いているだけで楽しかったですね。「江家餅舗」のパイナップルケーキやお茶屋で買ったパック茶葉などいろいろお土産を買いました。

山の街なのもあり、開けたところから見える景色もなかなか良かったです。山から見る海の景色は好物。ちょうど夕日が見えるタイミングで観られました。

ツアーに含まれる「九份心宇食堂」で夕食を頂きます。コースでいろいろな中華料理が出てきますが、良い意味で濃い物は少なく、食べやすくて美味しかったです。小籠包、シイタケのスープ、花枝丸(イカのすり身団子)、台湾式マカロンなど他にもいろいろ美味しかったです。

食事後はバスで士林を経由しつつ、台北駅に戻って本日は解散。ベルトラのツアーは、移動もアクティビティも食事もスムーズですし、ガイドさんのホスピタリティ有るしで良かったです。

台湾に行ってきました(後編) へ続く

2024まとめ(行った編)

今年もまとめの季節がやってきました。2024年に行った場所・買った場所・やった事などの色々を振り返ってみようかと。この記事は「行った」編です。

徳島・香川の旅

初四国。フェリーで東京港から徳島へ1泊のフェリー、そこからはレンタカーで徳島や香川の各地をまわり、帰りは寝台列車の「サンライズ瀬戸」で東京へ戻るという長丁場の遠出に出ました。新幹線も航空機も高速バスも使わない長距離旅は初めてでより非日常感が増しますね。寝台列車の方は完全に初めてで良い経験になりました。詳しくは個別記事の方で。

徳島・香川を回ってきました(前編)

徳島・香川を回ってきました(後編)

ひたち海浜公園・水戸

前々から行ってみたかった国営ひたち海浜公園へ。併せて水戸も周りました。緑のモフモフしたコキアが綺麗でした。かなり広大で炎天下に焼かれました。

偕楽園はすごく林の成分の強い庭園でした。兼六園や栗林公園とは全然違う割合で林で内容で、こういう方向性の庭園もあるんだなと知りました。お昼はそこからかなり歩いて初めての「ステーキ宮」でステーキを、夜は共立系ホテル名物の夜鳴きそばも初めて頂きました。夜泣きそばはちょうど良い美味しさで良いですね。

水戸は弘道館が思っていた以上に良く、来て良かったです。かつて教育機関だった施設で、幕府終焉後の徳川慶喜が過ごした地の一つでもあります。歴史的背景がわかりやすい展示は面白くて興味が沸きました。個人的には水戸一押しスポットになりました。

沖縄

帰省なので毎年行っているんですが。地元の友人たちとのn年ぶりのスポッチャは楽しかった。自分含め色々大変な事も多くなってきていてその辺の雑談も出来て良かったですね。家族との遺産関係の話もようやく進みそうです(これからが大変で)。

板橋区立熱帯環境植物館

適度なサイズ感で楽しめる区立の植物館です。夏に行ったので温室の中は冗談みたいに熱かったですが、熱帯らしい植物の中を歩いていると、視覚からも体温からも気分転換になりました。子連れの人も多くて確かに家族でさくっと楽しめてちょうどよさそうです。

国立科学博物館

上野の国立科学博物館に初めて行ってきました。1Fでは様々な生命についての展示、2Fでは様々な科学技術の進歩についての展示がメインで、特に生命の方については生物多様性についての話が圧倒的展示ボリュームをもって実際に視覚的に展示されているのが分かりやすくて良かったですね。

スパ・ラクーア

東京ドームシティのスパ・ラクーアに行ってみました。温泉もいいんですが岩盤浴が良かったです。様々な種類と温度の岩盤浴が有り、体に合ったちょうど良い気持ちよさで過ごす事が出来ます。飲食店も多くゆったり出来るスペースも多く設けられているので、丸1ここで過ごせるといううたい文句も確かにそうかもと思いました。

サンシャイン60展望台

諸用でサンシャインに寄った際にちょうど天気も良いので初めて上ってみました。この高さのビルが池袋には少ないので見通しが良くて良いですね。

etc

人生で初めてバインミーやフォーを食べたり、こちらも初めての叙々苑弁当を食べてみたり、今年もボドゲ会に参加させて頂いたり、ボーリング会やバーベキュー会を開催したり、なんだかんだ色々出かけた気がします。来年も何かしらいい外出が有ると良いですね。どうなんだろう。