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2024まとめ(買った編)

今年もまとめの季節がやってきました。2024年に行った場所・買った場所・やった事などの色々を振り返ってみようかと。この記事は「買った」編です。

乾燥機能付き洗濯機

毎年梅雨の季節の室内干しが湿度的につらい&長年使っている洗濯機が正常に動いてはいるものの異音が凄いのでついに買い換え。東芝の ZABOON AW-8VM3 です。乾燥機能付きの中では比較的安価な縦型かつヒーター式(ヒートポンプ式よりも消費電力が高い)なのですが、それでもやはり乾燥機能が有ると全然楽ですね。時間は量にもよりますが洗濯+乾燥で概ね3時間程度になります。

実際のところ乾きが体感92~98%程度なので乾かした後に室内干しをする工程はそのまま変わっていないのですが、濡れたままの物を干す作業のストレスが無くなる事や、乾きが0%の物を室内干した時の湿度の上がりっぷりが解消されており、だいぶ快適です。

ただ、シワは増えます。

新PC

私のPCはテセウスの船方式で一部パーツの交換、一部パーツの交換という形で生きながらえており、今回もまっさらな新PCになった訳ではないのですが、CPU、CPUクーラー、マザーボード、メモリ、電源ユニットを交換し、ここ数年の中ではかなりの入れ替えになりました。

AMD Ryzen 7 9700X は快足軽快で、超CPU負荷ゲームである Cities Skylines 2 の速度もCPU変更前の Ryzen 5 5600X に比べるとだいぶ改善されました。

その時取ったベンチマークは以下。

Ryzen 7 9700X Cities Skylines 2 and Microsoft Flight Simulator 2020 Benchmark

Realforce R3S

プライベート用PCのキーボードを Realforce R3S に買い替えました。第3世代のリアルフォースで、S付きは静音使用です。第1世代のRealforceを十数年愛用しており今も仕事用で現役なのですが、この度別のキーボードを使っていたプライベート用の方も第3世代で一新しました。

第1世代に比べるとキーのがたつき、特にスペースキーに有ったがたつきが無くなっています。また静音モデルなのも有って高めの音も第1世代よりかなり軽減されています。打ち心地もRealforce特有の滑らかさで、ミスタイプの数はあからさまに減りました。やはり良いものです。

大 断熱まつり

2024頭の冬にとにかく冬を乗り切るための断熱に投資。

  • サッシは床まで届く遮熱レースカーテンを入れ二重に。
  • 窓にも窓枠の内側にもニトリのツッパリ式カーテンレールを入れ、遮熱レースカーテンで二重に。
  • 金属製で熱を通しまくる玄関ドアは、ツッパリ棒を手前に入れて玄関ドア枠の上から7割ほどを覆うのれんを設置。
  • 他にも窓を極力覆うスクリーンを入れる。

などなどの対策を実施。実際に効果は有るように感じられます。下手に暖房器具を強化する前にやはり断熱です!

PayPayカードのプラスチックカード

買った?に入るかは何とも言えないですが、PayPayカードのプラスチックカードを作りました。もともとVisaのクレジットカードをメインで使っているのですが、昨今の情勢も有り元々JCB扱いで登録していたPayPayの物理プラスチックカードを作りました。無料です。

タッチ決済対応のクレジットカードを持っていなかったので、ついでに初めてのタッチ決済カード(&初のナンバー表記レス)になりました。タッチ決済は意外と対応店舗も増えていて便利ですね。ポイント回りが通常のPayPayと共通なのもシンプルで良いです。

タッチ決済対応のカードをまだ持っていない人は、PayPayのプラスチックカードを発行してみると良いと思います。

終わりに

買ってよかったものはこんな感じかな。内容的にあとから別記事の方で触れますが、ストリートファイター6のプレイをレバーレスコントローラに移行してそれも買って良かったですね。

あとは、2024末の冬からエアコンの暖房ではなく、新規に購入したオイルヒーターで過ごす試みを行っております。これが「良かった」入りするかどうかは冬が明けた頃にでも。

Ryzen 7 9700X Cities Skylines 2 and Microsoft Flight Simulator 2020 Benchmark

PCの使用CPUを Ryzen 5 5600X から Ryzen 7 9700X に乗せ換えたので Cities Skylines 2 と Microsoft Flight Simulator (2020) のベンチマークを残しておきます。なお、Cities Skylines 2 については操作上正直30出ていれば十分な画面のfpsだけでなく、よりゲームプレイに影響のある実際の「シミュレーション速度」も比較します。

環境

CPUAMD Ryzen 5 5600X (65W)AMD Ryzen 7 9700X (65W)
MBASRock B450M Steel LegendASRock B650M Pro RS
UEFI BIOSAGESA Combo V2 PI 1.2.0.CAGESA 1.2.0.0a Patch A
MemoryDDR4-2666 8GB * 4DDR5-5600 24GB * 2
GPUNVIDIA GeForce RTX 4070 12GBNVIDIA GeForce RTX 4070 12GB
GPU DriverGame Driver 560.81Game Driver 560.81
OSWindows 11 Home 23 H2
コア分離有効
KB5041587 適用済み
Windows 11 Home 23 H2
コア分離有効
KB5041587 適用済み

Cities Skylines 2

起動時の引数に -developerMode を付けて起動する事でデバッグモードで起動し、タブキーを押すと諸々の情報が確認できるようになります。その画面内で「Simulation」→「Smooth speed」から実際のシミュレーション速度を確認する事が可能です。

Ryzen 5 5600XRyzen 7 9700X
人口50万7000人の都市での
1倍速時シミュレーション速度
(MAX: 1)
0.16~0.230.21~0.33
人口50万7000人の都市での
2倍速時シミュレーション速度
(MAX: 2)
0.16~0.230.21~0.33
人口50万7000人の都市での
1倍速時画面平均fps
41~43fps45~48fps
人口52,000人都市での
1倍速時シミュレーション速度
(MAX: 1)
0.97~0.990.99~1
人口52,000人都市での
2倍速時シミュレーション速度
(MAX: 2)
1.97~1.991.98~2
人口52,000人都市での
4倍速時シミュレーション速度
(MAX: 4)
3.92~3.993.98~4
人口52,000人都市での
1倍速時画面平均fps
52~56fps55~58fps

50万人都市となると Ryzen 7 9700X でもシミュレーション速度は全然1に届きませんが、Ryzen 5 5600X 比では最大値が 1.434倍 になっています。CPUコア数が6→8(1.33倍)になった分 + コアあたりの性能上昇分に近い、もっともらしい速度アップ量になっています。

なお、1倍速時にシミュレーション速度が1出ている場合、1時間12分でゲーム内の1か月が経過します。0.2まで落ちている状況では6時間かけてゲーム内の1か月をプレイするハメになります。

Ryzen 5 5600X:

Ryzen 7 9700X:

グラフィック設定:
画面解像度: 1920*1080*60Hz フルスクリーンウィンドウ
VSync: オン
最大フレーム遅延: 2
ゲームカーソルモード: フリー
被写界深度モード: 無効
NVidia DLSS Super Resolution: 自動
グローバルグラフィッククオリティ: カスタム
雲のクオリティ設定: 中
フォグクオリティ設定: 有効
ボリュームのあるオブジェクトのクオリティ設定: 無効
アンビエントオクルージョンクオリティ: 高
グローバルイルミネーションクオリティ: 中
反射のクオリティ: 高
被写界深度クオリティ: 低
モーションブラー: 無効
シャドウのクオリティ: 高
地形クオリティ設定: 高
水のクオリティ設定: 高
詳細レベル: 高
アニメーションクオリティ: 高
テクスチャクオリティ設定: 高

Microsoft Flight Simulator

バージョンは1.37.19.0。

ルート: 羽田空港 34R – 調布飛行場 35 VFR (直行-GPS) 公式の日本パック導入済み
機体: ICON A5
日時と気象: 8月31日 12:00 (3:00 UTC) 快晴
ライブトラフィック: OFF
マルチプレイヤー: OFF
視点: 外部カメラ
AI操縦を有効化し、目的地の調布飛行場への距離が残り2NMを切った時点での直近60秒間平均fpsを比較します。DLSSは有効です。

Ryzen 5 5600X: 199fps
Ryzen 7 9700X: 237fps

こちらは1.19倍のfpsアップになっています。MSFSはX3DモデルのCPU (3D V-Cache) がよく効くタイトルですが、それでも十分高速化されているようです。

Ryzen 5 5600X:

Ryzen 7 9700X:

グラフィックス設定:
解像度: フルスクリーン 1920*1080
アンチエイリアス: TAA
レンダリングスケール: 100
NVIDIA DLSS フレーム生成: オン
AMDフィデリティFXシャープニング: 100
垂直同期: オフ
DirectXのバージョン: DX12
グローバルレンダリング品質: ウルトラ
地形の詳細レベル: 200
オフスクリーン地形プレキャッシュ: ウルトラ
地形ベクターデータ: ウルトラ
建物: ウルトラ
樹木: ウルトラ
草と茂み: ウルトラ
オブジェクトの詳細レベル: 200
ボリュメトリッククラウド: ウルトラ
テクスチャ―解像度: ウルトラ
異方性フィルタリング: 16X
テクスチャ―スーパーサンプリング: 6×6
テクスチャ―合成: ウルトラ
波の描写: 高
シャドウマップ: 2048
地形シャドウ: 1024
コンタクトシャドウ: ウルトラ
ウィンドシールド効果: ウルトラ
アンビエントオクルージョン: ウルトラ
キューブマップ反射: 256
レイマーチ反射: ウルトラ
ライトシャフト: ウルトラ
ブルーム: オン
被写界深度: ウルトラ
モーションブラー: ウルトラ
レンズ補正: オフ
レンズフレア: オン
グラスコックピットリフレッシュレート: 中

2023 買ったものまとめ

大きな買い物を2022年にまとめて行ったのもあって、目に見えて大きな買い物はそこまで無かったような気がする? ゲームや本など以外です。

Panasonic LUMIX G VARIO 45-150mm/F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

マイクロフォーサーズ規格のカメラ向けの、安めの望遠レンズです。安いグレードでもいいので望遠は一本持っておきたいなという事で購入。35mm版換算で90~300mmになります。

メインで使っているレンズが60mm(35mm版換算で120mm)まで伸びるのもあって、正直、活躍の機会は限らていますが、それでもこの長さでないと撮れない写真もあり、持っておいて良かったことが有ります。

COTSUBU for ASMR −Patra Edition−

バイノーラル音声向けの完全ワイヤレスイヤホンとして一定の評価の有る COTSUBU for ASMR の VTuber 周防パトラ コラボモデルです。これは見た目や操作効果音のコラボモデルというだけではなく普通の COTSUBU for ASMR から機能が増えており、5回のタップで完全にタップ操作を無効化するモードが搭載されています。これが可能な完全ワイヤレスイヤホンはかなり少なく貴重な存在です。

前提として、私の耳は一般的な有線1ドライバ搭載イヤホンはほとんど問題ないのですが、完全ワイヤレスイヤホンは通信機能とバッテリーを搭載する関係から1ドライバでもハウジングが大きく、物によっては充電接点が微妙にハウジングから飛び出していたりで、耳穴が小さめ&肌が弱めの私にはかなり負担が大きいものでした(特に Google Pixel Buds A-Series はこれまで様々なイヤホンを使ってきた私の中でも最悪の付け心地でした)。

そこで、ハウジングが小さく耳への負担が小さく、飛び出し部分も少ないので寝っ転がって横向きでも使え、さらにそれでもだんだん耳から飛び出してくるイヤホンを押し込め直す際にいちいち再生が止まったり接続が切れたり再接続されたりしない完全タッチ操作無効モードは非常に意味が有ります。

というわけで耳が小さめかつ、タッチ操作を無効化したい人にはおすすめできるモデルとなっております(受注販売ですが……)。バッテリーもハウジングが小さい割には持ちがよく、日常生活で便利に使っています。もちろんASMR音声・動画にもどうぞ。

アイ・オー・データ IODATA キャリブレーションセンサー PhotoCrysta Pro powered by X-Rite

ディスプレイのキャリブレータ―です。10年以上は導入したいなと思い続けていましたが、今年ついに導入しました。

キャリブレータ―は写真・イラスト・映像・グラフィックデザインの趣味や仕事をしている人には広く導入されているアイテムで、ディスプレイの実際の発色や環境光を測定の上で目的の色域(標準であるsRGBなど)に対する調整が適用されたICCプロファイルを生成、ディスプレイの発色調整を行う事が出来ます。

様々な外因に左右される人間の眼での調整には限界があり、キャリブレータでの調整結果は調整以前に比べると明らかに「確かにこの方が正しそうだ」という色になりましたし、メーカーもパネルも異なる2つの液晶ディスプレイがここまで同じ発色に調整できるもんなんだという効果も得られました。

プロ・ハイアマチュアだけが買う製品なので価格は3万円と若干お高いですが、なんなら見る専の人であっても、イラスト閲覧を日々楽しんでいる人にはぜひ購入いただきたいですね。その価値が有ります。

ASUS ROG Ally

読みかは「アールオージー エイライ」。購入からそれなりに長い期間が経つ Apple Macbook Pro を売却して代わりに購入した、ゲーミングUMPC(超小型PC)です。Nintendo Switch ライクなサイズ感と操作性でありながら、普通のWindows PCでもあり、様々なWindows PC向けゲームを(画質設定を下げた上で・パッド操作対応タイトルであれば)問題なく楽しむ事が出来ます。

普通のWindows PCとしても活用できるうえ、一般的なノートPCより場所を取らないので、デスクの横にスタンドで立てかけておき音楽や動画を流すような使い方にも活用しています。帰省の際にも実家にいる間のPCとして利用しました。

詳細記事は以下。

ROG Ally 用のスタンドについては、サンワサプライの「タブレット・スマートフォン用薄型アルミスタンド(角度・高さ調整タイプ) PDA-STN68S」が完璧でした。

・ROG Allyの重さと厚みに対応できる。
・背面の通風孔を極力塞がない。
・角度が無段階調節可能。
・持ち運びに困らないコンパクトさ。
・本体に貼り付けない。

を満たした希少なスタンドです。

GALAKURO GAMING NVIDIA GeForce RTX 4070

グラボの買い替えです。価格が高く非常に悩み倒しましたが、やはり RTX 3060 12GB からスペックアップを行いたく購入。

・現行PCのマザーボードが PCI Express 4.0 非対応の為、4.0 の 8レーン接続である RTX 4060 や RTX 4060 Ti では PCI Express 3.0 8x の制限になる影響を大きい。
・4060 や 4060 TiではむしろVRAM容量が8GBに減ってしまい、昨今のVRAM負担大きめのゲームやVR用途ではむしろデメリットになってしまう。
・4060 Ti 16GB版は価格が非常にアップする割に性能面では 4060 Ti 8GB版と変わらず、かなりコストパフォーマンスが悪く感じる。
・GeForce の RTX 5000 番台が出るのははるか先。

という点(購入当時)で、ならVRAM容量を減らさず性能が間違いなくアップするのは 4070か。でも高い……となやみみつつ思い切って買い替え。

結果としては Cities Skyline 2 など、超重量級タイトルでも快適にプレイ出来ていて、買い替えたからこそ楽しめているのは良かったです。

新しいベッド(脚付きマットレス)

部屋の広さの都合上セミシングルが良く、引っ越したころからずっとセミシングルを使っていたのですが、買い替えようと思うとセミシングルは非常に選択肢が少ないです。最終的には無印良品のセミシングルサイズの脚付きマットレスを買いました。ポケットコイルです。

引っ越し当初から長年使っていた脚付きマットレスは相当ヘタっており、買い替えた結果腰の痛みも気持ち減ったような気がします。寝具は大事。

天鬼ぷるる換気スウェット

服系のグッズはあまり買うことが無いのですが、とてもデザインが良かったので。かわいいね。

オーブントースター

正確には買った物ではなくプロバイダで貯まっていたポイントで交換しました。安価なモデルの割にちゃんと上下ヒーターで温度調節(ON/OFF制御式)も有りで、結構いろんなことに使えそうです。電子レンジで温めた揚げ物を更にトースターで表面を焼いたりなどに使っています。揚げ物QoLがアップしました。

まとめ

グラボとゲーミングUMPCが高かった。来年後半は数年に一度のPCリプレース予定なので、そこでお金がかかるだろうなぁという感じですね。5000兆円とは言わないので500万円欲しい。