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無限列車編を見てきた話

所用により有給休暇で平日休みを取ったのでそのついでに『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観てきました。原作は未読、TVアニメ版は那田蜘蛛山編で冨岡さんに助けられるあたりから最終話まではリアルタイムで見ていたという感じです。展開のハードさで有ったりufotableのいつもの作画の良さであったり純粋な強さという意味ではまだまだ未発展の炭治郎の「敵わなさ」をきちんと描くスタンスであったりいろいろ面白かったのですが、ハマるという感じではなくそのクールの面白い作品の一つという感じでした(なのでTVアニメ版の前半は未だに観ていない)。

で、劇場版の話なんですが、思いの強さとそれもってしてもやはり敵わない悔しさをしっかり描く所であったり、安定して良い映像で有ったり、鬼に対する人間の生の儚さに対する話であったり良いポイントは多く、なるほど確かに面白かったなぁと。

ここから本編関係ない部分の話というかこっちがむしろ感想のメインなんですが、「鬼滅の刃」としてのストーリーはまだまだ全然続くものであって無限列車編はその一部の切り取り、物語の区切りは良いとはいえ一旦の良い結末が有る訳ではなく煉獄さんをのぞく死者はゼロで済むものの鬼側の精鋭の一人である猗窩座の逃走を許してしまうという、起きた事実だけを観れば痛み分けのような結末がちゃんと受け入れられてウケているのは凄いなとそっちの方の感心が有りました。

物語として(一般的な)ハッピーエンドどころかビター的なエンドですらなく、本当にこれからも続く戦いの一部分を描いたストーリーであったり、夢の中とは言え敵が作り出す夢から逃れるために自害を続けるようなバイオレンスな戦いが行われたりしても(実際あれだけ自害を続けた炭治郎はヤバいと思う)、キャラクターの魅力や描かれる活劇の魅力、それぞれ語られる思い等が良ければ、こういうエンディングでも広く一般的にウケるんだなぁと。あれがダメこれがダメとなんでもかんでも批判される世の中でもこういう趣向の作品に大ヒットする余地が有るのは良いなぁとそんな事を考えたり。

今のところはまだ原作も追うかとか観ていないTVアニメ版前半を観るかとかまでは行かない感じですが、続きがまた劇場版化されるならまた劇場で見るか、動画サービスで配信された頃に観ようと思う。

ちなみに一番面白かったシーンは眠り鬼 魘夢が断末魔の中で鬼殺隊の事をめっちゃ褒めてくるシーンでした。めっちゃ褒めてくるやんって思った。

[シャニマス] 聖蹟桜ヶ丘めぐりは一番レンタルサイクルが楽かもという話

今年ももう12月という事で今年1月頭にゲーム「シャイニーカラーズ」内でモデルとなっている場所の多い聖蹟桜ヶ丘を巡った際にレンタルサイクルが楽だったという話をしようと思います(寝かせすぎ)。

ゲームをプレイされている方は薄々感じているかと思いますが、坂道だったり階段だったりが多かったり、川沿い、駅前、川沿い、丘の上の公園など、様々なスポットが徒歩だと結構離れていたりバスだと都合が悪かったりしますが、レンタルサイクルで借りられる電動アシストで楽々回る事が出来ました。

借りる場所

「HELLO CYCLING」というサービスを利用しました。街中にレンタルサイクルの駐車スポットが点在しており、スマートフォンアプリから操作して借りる事が出来ます。

HELLO CYCLING -どこでも借りられて好きな場所で返せる自転車シェア

ちなみに聖蹟桜ヶ丘駅前には駐車スポットの設置が無く、多摩川の反対側の「中河原」駅にスポットがいくつか有りそこで借りました。すぐ近くに橋が有るので聖蹟桜ヶ丘駅前はたいして遠くありません。

中河原駅前
聖蹟桜ヶ丘駅前

この辺りまでは平たんですが、府中四谷橋であったり、よく見かける坂道で有ったり、ゆうひの丘であったりが若干離れているので電動アシスト自転車が役立ちます。

府中四谷橋
いつもの坂道
風吹く丘。帽子pSSR
桜はまだ咲いていない。
ゆうひの丘公園。仮面ライダービルドの最終話もここでしたね。

レンタルなので

レンタル自転車なので離れたスポットへの移動もいったん返して電車で移動する事が出来ます。こちらはちょうど2020年12月6日現在復刻中のイベント「きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー!」にも登場する大師橋。実際に羽田空港が近く、橋のふもとから離発着する旅客機が見えます。

大師橋

電車を乗り継いでお台場まで。

そのまま勢いでお台場まで。ここもよく見る場所ですね。ちなみにお台場には残念ながら借りられるスポットが全然ないです。
今だとTVアニメ放送中の虹ヶ咲関連もこの辺りが多いですね。お台場でも自転車借りられるといいんですけどねぇ。

という訳でレンタルサイクル利用者が増えて、借りられるスポットがもっと増えると良いなという話でした。

シャニマス過去ストーリーイベント ジャンル別おすすめまとめ

2020年 5月13日 午前までシャニマスの過去ストーリーイベント解放中(※)だけど、ちょっと全部見るのは……って方向けに過去ストーリーイベント+αをジャンル別にまとめました。最近始めた方でも見られる物に絞ってます。

※:「アルバムの鍵」アイテムが有れば期間外でも開放可能です。

過去のストーリーイベントはTOPのメニューから「アルバム」で閲覧出来ます。

結成秘話系

ユニットが形作られていく部分を描いたストーリーイベント。まだ1人1人だった物が一つのユニットになっていく所を見られます。1周年以後に追加されたストレイライトの『Straylight.run()』以外はいずれも初期に実装されたストーリーイベントです。

最初に見る事をおすすめする人が多そうだけど、個人的には後に回してもそれはそれでエピソードゼロ的に見られると思うので、各自お好みでどうぞ。

初期イルミネーションスターズを見たい人は『Light up the illumination』です。

Light up the illumination

初期アンティーカを見たい人は『廻る歯車、運命の瞬間』です。

廻る歯車、運命の瞬間

初期ストレイライトを見たい人は『Straylight.run()』です。ストレイライトのファン感謝祭編を見る前には見ておく事をおすすめしたいです。

Straylight.run()

ユニットの世界観系

そのユニットメンバーがそれぞれどういう立ち位置・どういうキャラクター・どういう関係性なのかが分かるストーリーイベント。「結成秘話系」とは違いユニット結成部分を描いているわけではないですが、初期イベントが多いです。

放課後クライマックスガールズ最初のストーリーベント『五色 爆発!合宿 クライマックス!』。特にラストのメンバー間のやり取りは必見。

五色 爆発!合宿 クライマックス!

アルストロメリア最初のストーリーベント『満開、アルストロメリア流幸福論―つなぐ・まごころ・みっつ―』。優しいお話です。

満開、アルストロメリア流幸福論―つなぐ・まごころ・みっつ―

W.I.N.G.後の世界

各ユニットごとに「W.I.N.G.」後の世界を描くのが「ファン感謝祭編」です。放クラだけはちょっと毛色の変わった内容ですが、基本的にはユニットの更なる歩みが描かれます。W.I.N.G.編とは異なり途中敗退になる要素が無いため、まだファン感謝祭編の事をよく分かっていなくても、とりあえず各ユニットのストーリーをほぼほぼ楽しむことができます。大筋のストーリーはユニットごとに共通なので、大筋だけを把握するなら5回でOK。でもキャラクター個別部分良いですよ。

ファン感謝祭編

ほのぼの・にぎやか系

ほのぼのだったりにぎやかだったり楽しかったりするのがメインのストーリーです。複数ユニットが絡むこともあり、普段見ない組み合わせでどうなるのかを見られるのも魅力。

第1回の夏イベント&初の複数ユニットでのストーリーイベント『夏は短し海でしょ!乙女たち』です。放クラ+アルストが出ます。にぎやかで笑いも有り、ひと夏の寂しさも有り。

夏は短し海でしょ!乙女たち

全ユニット(※当時。イルミネ・アンティーカ・放クラ・アルスト)が登場する初のストーリーイベント『オペレーション・サンタ! ~包囲せよ283プロ~』。283プロのにぎやかなクリスマス。

オペレーション・サンタ! ~包囲せよ283プロ~

第2回の夏イベントで、こちらも全ユニット(※当時。初期+ストレイ)が登場するストーリーイベント『サマー・ミーツ・ワンダーランド』。フェリーで離島で夏合宿! でも少しずつ不思議な事が起こり始め……? 不思議な事が起きる系ストーリーイベントの一つ。後半は手に汗握る展開も有り。

サマー・ミーツ・ワンダーランド

アンティーカの3つ目のストーリーイベント『十五夜「おもちをつこう」』。霧子が読み聞かせの為に絵本を作ります。ユニット個別だとアルストの1つ目もほのぼの系です。

十五夜「おもちをつこう」

立ち向かう系

簡単には変えられない物事に対して、ユニットや各メンバーのアイドルがどう立ち向かうかを描くストーリー。シリアスな部分もありますが、メンバーの信念や決意、ユニットがより強固になる部分がこれまで以上に描かれます。

イルミネ2つ目のストーリーイベント『Catch the shiny tail』。全ユニット合同ライブのセンターに選ばれた真乃を中心にイルミネ全体を描きます。なお、紙芝居をする灯織や餃子をパリッとさせたい灯織はこのイベントが出展ですが、それを観る為のイベントサポートは残念ながら2020年5月頭現在は入手手段が有りません。

Catch the shiny tail

放クラ3つ目のストーリーイベント『階段の先の君へ』。283プロ事務所や寮がある街での温かいやりとりが描かれます。これまで描かれてきた放クラメンバーとこの街での出来事との繋がりも細かい部分で描かれ地続き感が魅力。特に樹里を追いたい人はぜひ。

階段の先の君へ

アルストロメリアの『薄桃色にこんがらがって』なんですが、これイベントサポート(2020年5月頭現在 入手不可)とセットじゃないとストーリーが完結しないんですよね……。とはいえ、和やかなだけではないアルストロメリアが描かれる貴重なイベント。特に千雪を追いたい方は。

薄桃色にこんがらがって

これがアンティーカだと思わされるシナリオ『ストーリー・ストーリー』。現在開催中です(2020年5月13日午前中まで)。

ストーリー・ストーリー

他にも、特にめぐるを追いたい人には『Star n dew by me』であったり、摩美々とあさひのやりとりが冬優子のそれとはまた違った良さが有ったり、愛依の演じる「キャラクター」の今の立ち位置も描かれる『きよしこの夜、プレゼン・フォー・ユー!』や『[MAKING]スノー・マジック!』、今回ストーリー開放対象ではないもののアルバムの鍵アイテムで閲覧できるストレイライト2つ目のストーリーイベント『WorldEnd:BreakDown』など、気が向いたものがあればこの機会に読んでみて頂けると。