Windows 11で改善されたマルチディスプレイ時の動作を試してみる

Windows 11の一番大きな改善点(諸説あり)として、マルチディスプレイ時の動作改善が有ります。マルチディスプレイ時にディスプレイが接続・切断された時のウィンドウ位置の挙動が設定で調節できるようになりました。

Windows 11 マルチディスプレイ設定

ディスプレイ設定内に

  • モニターの接続に基づいてウィンドウの位置を記憶する
  • モニターが接続されていない時にウィンドウを最小化する
  • ディスプレイ間でカーソルを簡単に移動させる

という設定が増えています。

マルチディスプレイのうち1つをコンソールゲーム機で使う人

マルチディスプレイのうち1枚のディスプレイをコンソールゲーム機でも使う際に、残したPC画面に攻略サイトなりDiscordの画面なりOBSなどの配信アプリを開いている事が有ると思いますが、そのウィンドウ位置が保持されます。

Windows 11でマルチディスプレイ→片方をNintendo Switchに切り替え→Switch電源オフから自動で入力が切り替わりマルチディスプレイに戻るまでの流れを以下の動画で。

ノートPCなどで2枚目のディスプレイの接続~切断が多い人

接続を外したディスプレイ内のウィンドウがごちゃっと残った側の画面に寄ってきたり、再接続した際にそれを配置し直す手間を省く事が出来ます。

以下の動画はWindows 11のマルチディスプレイ環境で1枚の画面を完全に切断する際に、Win11で新設された「接続されていないときにウィンドウを最小化する」を有効化している場合の動作。切断された時点で切断された画面内のウィンドウが最小化され再接続すると元の位置に戻ります。

ディスプレイ間でカーソルを簡単に移動させる

今回は試していないですが、マルチディスプレイ時にそれぞれの画面で解像度設定が違っていたり上下左右をあえてずらしている際などに画面間でカーソルが引っ掛かる事が有りましたが、それを引っかからない形にできるようです。

参考: マルチモニター、ゲーム、電力消費……「Windows 11 2022 Update」の恩恵はほかにもいっぱい! – Windows 11 バージョン 22H2の新機能を使いこなす – 窓の杜

まとめ

このあたり、便利な人には便利になったんじゃないかなと思います。マルチディスプレイかつ接続~切断や入力切替で別の映像を表示したりといった使い方をする人はWindows 11にアップグレードしてみても良いんじゃないでしょうか。

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