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買い物用のキャリーバッグを買ってみた

住んでいる部屋に駐輪場が無く、周辺にも月極駐輪場・駐車場が無く有るのは坂を超えた先、その上地上階住みではなくエレベーターも無いという条件なので長らく自転車も原付バイクも電動キックボードもその他各種交通手段も使えずに居ましたが、「それならもう買い物用のキャリーカート・キャリーバッグでも買ってしまうか」との気持ちで旅行用ではなく買い物用のキャリーバッグを初めて買ってみました。

神戸リベラルさんのキャリーバッグなのですが、一般的な旅行用とは異なり上全体が開き買い物に便利、バッグとカートが分離してカートだけでも使える、バッグ側もザックになり単体で使える、普段はカートでも階段が多いところだけザックにも出来たりと、価格の割に機能的でいろいろ便利そうな感じです。

重さも一般的な旅行用キャリーバッグに比べてかなり軽く感じます。タイヤや小さいものが4つでガラガラ音はそれなりにします。そこが気になるなら大きいタイヤのカートにした方が良いですね。

入るボリューム的には縦方向に結構入り1泊ぐらいの旅行は問題なくこなせそう。横方向はカップ焼きそばを横方向には入れられず縦にして入れるイメージです。

重めの買い物が有る時はこれで楽をしていこうと思います。

小型AT免許を取得した

昔から自動二輪にはうっすらとした興味があり、ヤマハのトリシティが登場したあたり(2014年~)から具体的に普通自動二輪(小型AT限定)を取ってみようかなぁという興味が大きくなりつつまだまだ寝かせてきていたわけですが、昨年11月からようやく教習所に通い、本日物理的な免許証の表記も変わり小型AT免許取得完了となりました。

契機

なぜこのタイミングなのかというと、単純に先延ばしにしていたのも有りますが、ちょっとずつ取ってもいいかなという材料が積みあがってきていました。

  • 昔から薄く興味はあったが事故るよなぁと思っていた。
  • 前二輪のトリシティの登場やコンビブレーキ/ABS義務化やあおり運転厳罰化で昔よりは気持ち程度安全になった気がした。
  • 都心で暮らす場合において自家用車を購入して維持する可能性はゼロに等しく、都心で暮らしたまま今後何かしら交通手段を購入するなら1人~2人だけ乗れて維持費も安いコミューターだよなと思っていた。
  • 今後のEVシフトや各種デリバリー多様化の時代において小型の乗り物の需要と供給はどんどん大きくなる予感が有った。
  • 50ccは世間一般に言われるデメリット(道路ごとの二段階右折の分かりづらさ・速度制限・通れない道路の多さ・メーカー側の原付二種モデル販売シフト・etc)が多くて乗るなら125ccだよなと思っていた。
  • 最近「全く新規に出来るようになった事」があんまりない気がしていた。

教習

コロナ禍きっかけでこのタイミングで取ろうと思った人も多いようで、教習所の予約はかなり込み合っていました。昨年11月に始まったと言っても実際の教習は今年から始まり3月頭での検定完了となりました。教習内容自体はスタッフの人もとても親切で分かりやすかったですね。

これまでレンタルで借りた50ccのリトルカブだったりジョルノだったりで公道を走った事は有りましたが、ちゃんとした教習で二輪にしっかり乗るのは初めてだったのでなかなか感覚を掴めるまで時間がかかりました。終了検定も1度は落ちましたが2回目で合格できて良かったです。

法改正で小型ATは最短2日で取れるようになりましたが、1日2時限の講習でも結構疲れたのでこれ全部を2日に詰め込むのマジ?辞めといた方がよくない?と個人的には思います。

今後

晴れて125ccまでの二輪AT車に乗れるようになったわけですが、住んでいる物件には自転車の駐輪場すらなく、近場の月極バイク駐輪場も若干距離が有るので今の所バイクの購入予定はないです。現状は「とりあえず乗れるようにはなった」止まり。

原付二種扱いのEVの選択肢が今後もっと増えて個人でも購入可能になったら乗ってみたいですし、ガソリン車についても最近どんどん原付二種扱いのモデルが盛り上がってきているのでどこかでタイミングがあえばレンタルで乗ってみたい所です。

とはいえ今住んでいる街は徒歩範囲内でほぼ済んでしまう街なので物件とは別で駐輪場を借りるほどでもなく、もし本格的に乗りたくなったら引越しからという感じになり中々ハードルが高い。本格的に遠出しようと思ったら結局特急や新幹線や飛行機に乗ってしまうし、近~中距離はバイク駐輪場無さすぎ問題が有ったりで意外と乗らないのかもなぁと思ったりもします。バイク駐輪場無さすぎ問題は今後小型コミューターを本当に流行らせる気が有るなら充電スタンドと合わせて取り組んでほしい……。

どこかに遠出した際にレンタルで乗るのもいいけど、二輪の事故や違反取締はそういう初めて走る道のケースも多いらしいし……。

とまぁ取ったら取ったでその後も「なんか何も変わらない感じ」になりそうですが、まぁ取ってみた事自体は良かったと思います。

自転車を買おうと思って断念した話

今の部屋に住んでからもうかなり経つが、引っ越してきた直後から何度か検討しては辞めている自転車の導入について再度検討し再び断念したので、経緯を残しておく。

前提条件

地元で働いている際は地元が車社会なので自分の車を持っていたが、それ以外で仕事で住んでいた土地(神奈川某所)では至って普通のシティサイクルを日常利用していた。なので都内に住んでいる今も長らく買い物・外食・たまにの散歩・散策目的で自転車を買おうと思っていたが、長らく検討に至らなかった。理由は以下

  • 物件に駐輪場が無く家の近くにも借りられる駐輪場が無い。共用スペースも利用不可。
    → 部屋に置ける物しか買えない。
  • 部屋も狭い。
    玄関に置けるサイズでないと無理。ロードバイク買って自転車趣味にするぞ!って訳でもなく実用目的メインなので部屋に置く気は起きず、この時点で選択肢は折り畳み自転車になる。玄関も広くないのでより小さい方がベスト。
  • 地上階住みではない。
    階段を持ち上げる必要があり、軽量な物でないと厳しい。一般的なクロモリの折り畳み自転車はお店で持ち上げてみるとやはり重く10kgを切るようなアルミ製が理想。
  • 家の周りが割と坂道だらけ
    → 電動アシストも変速機構もどちらも無い物は厳しめ。立ちこぎでしか乗れないならそれはもう徒歩でいい。

検討車種

CarryME

CarryME | Pacific Cycles Japan

どんな感じかは上のページを見ればだいたい分かると思います。アルミフレームの極少タイヤ車で非常にコンパクト&軽量。キャスター付きで乗らない際の移動も楽。

: 玄関に問題なく置けるサイズなのは間違いないコンパクトさ。重さも8.6kgと非常に軽量なうえにキャスターが有るので転がして動かすのも簡単。折りたたみ機構もシンプル。極少タイヤ車は停められない駐輪場が多いが、このサイズと軽さなので適切な輪行袋を用意すればかついでの店内持ち込みもギリギリ行ける場合が有りそう。走行性能は低いが乗り始めから5km圏内でしか乗らないのでOK。

: 本来買い物などのシティサイクル用途には向かない車種に対して2021年10月時点価格98,780円前後の金額を出すかどうか……。タイヤをレールにはめ込む必要がある駐輪場はほぼNG。実用目的での自転車選びとしてそこも大いにマイナスポイント。シングルスピードなので家の周りの坂道も非常に厳しい(軽いから押せるが押す前提ならそもそも自転車が要らない……)。対応してくれる修理店が少ないらしく修理は全部時前になるが極少タイヤ車はパンク修理が非常に疲れるらしい。

DAHON K3

K3 – PRODUCT | DAHON OFFICIAL SITE – ダホン 公式サイト

DAHON K3ってなんで人気なの? | 自転車でGo.com

14インチの折り畳み自転車。一般的な20インチの折り畳み自転車よりコンパクトで重さも8kgと軽量。なのに3段変速搭載。

: コンパクトな折り畳み、重さも軽量、なのに3段変速有りという理想の構成。有名メーカーなので品質やメンテナンス面も比較的安心。

: 2021年10月時点価格は98,780円。必要な備品も込みで10万円越えコースで実用目的かつ乗る頻度もたまにな自転車にその金額本当に出すか?という疑問が。CarryMEよりは条件がゆるくなるとは言え14インチタイヤは適合しない駐輪場がちょくちょく有る。キックスタンドが付属しないという実用目的にはそぐわない点もあり初手から部品購入&取り付けも必要。折りたたむたびにシートポストの調整が必要な構造なのも面倒。

5LINKS2 167 / 165

5LINKS2 / PRODUCTS / 5LINKS – ファイブリンクス

16インチの折り畳み自転車。独特な折り畳み形式で必要な床面積が少ない&シートポストの高さ調整を毎回行わなくていいのが特徴。変速機構も167は外装7段、165は内装5段を搭載。

: 16インチながら専有面積が少ない構造。変速機構も有り。DAHON K3と違い折りたたんだ状態でもタイヤで転がす事が可能。折りたたむ度のシートポスト調整も不要。走行性能は評判を見る限りは低めらしいがCarryMEよりは上。価格は 税込み91,300円(5LINKS2 167。2021年10月10日時点)とここまでの2車種よりは安価。

: 取扱店が少なく実物を確認するハードルが高め。床面積が小さいとはいえ16インチ台なのでサイズは事前に見ておきたい。重さは10kgに到達しここまでの2車種より重くなってくる。16インチは14インチ同様に停められない駐輪場有り(14インチよりは停められるのか……?)。

BROMPTON 全般

まず20万、30万は出せないです……。

LOG Outrunk

Outrunk|LOG(ログ)|製品情報|サイクルベースあさひ

折り畳み自転車ではなく持ち運び自転車という珍しいジャンル。重心の中心についている取っ手とハンドルだけ折りたためる構造により持ち運びしやすいようになっている。

: 持ち運びのしやすさは利用の度に階段を移動する必要がある保管場所に非常にマッチ。重さは8.5kgと非常に軽量。価格は税込み32,980円(2021年10月10日時点)とここまでの中では非常に安価。

: 変速無しのシングルスピードなので坂道が厳しい。14インチかつ幅も太めのタイヤなので駐輪場はCarryME並に諦めた方がよさそう。持ち運びしはやすいとはいえ、折りたためるわけではないので長さの面で玄関にそもそも入らない可能性有り。

LOG Outrunk e

上記モデルの電動アシスト搭載版。

: シングルスピードという欠点を電動アシストで解決できるか?

: 電動アシスト搭載により重さは13.2kgになり、取っ手装備とはいえ階段移動は厳しめに。価格もいっきに税込み99,980円(2021年10月10日時点)にアップ。アシスト無しモデル同様にそもそも玄関に入らない可能性が大。

結論

まぁ、やっぱりどれも買わないかなぁと。

コンパクトさと軽さを重視すると停められる駐輪場が減ったり純正のカゴも無くキックスタンドも純正では省かれていたりとそもそもシティサイクル目的の自転車ではない物でシティサイクルをしようとする歪みが出てくる。カゴが無い代わりにザックを背負えばいいとか解決策も有るが、電動アシストのシティサイクルを買える価格で(シティサイクル用途としては)様々な面で劣るものを買うのかというのもちょっと厳しい。だからといって駐輪場が無いという理由だけでそれ以外は全体的に良い今の部屋から引っ越そうとも思わない訳で……。

運転免許が有るので今流行りの電動キックボードとかも選択肢に入りますが、自転車ではなくなってくるので更に停める場所の問題が大きくなるのと、あれって荷物背負って坂道登れるものなんですかね?

交通手段はなかなか難しい。